小川山岡鉄舟会趣旨
  活動内容
  小川山岡鉄舟会活動の記録一部
「小川町と鉄舟のかかわり」について
【1】 山岡鉄舟について
【2】 割烹旅館二葉の名物「忠七めし」について
【3】 小川の書や幟旗について
  現在の鉄舟の取り上げられ方
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小川山岡鉄舟会の趣旨
明治維新がほとんど流血を見ずに成立したことは、世界史のなかでも特筆すべき出来事ですが、それを成立させた大きな要因のひとつに、山岡鉄舟の存在があげられます。

山岡鉄舟は幕臣でありながら尊皇攘夷に動きました。その後徳川慶喜の命で、薩摩藩士益満休之助を伴い駿府の西郷隆盛を訪ね、決死の談判の結果、江戸城明け渡しの会談を成立させ、江戸城無血開城の道を拓き、江戸を戦火から救いました。まさに、今日の日本をつくりあげた立役者の一人ともいえます。
しかし、山岡鉄舟は後世に名を残すことに無頓着であり、今日では西郷隆盛、勝海舟と比べますと知名度は余り高くありません。

私たちは、山岡鉄舟の人となりを改めて考えてみる必要があることに思い立ちました。命を懸けて行動した信念、多くの人物を感嘆させた人間としての魅力とその思想。
混迷の世におき、どのように考え、行動すべきなのか、山岡鉄舟の行き方から学ぶことは、今こそ意義あることではないでしょうか。
 
しかし、剣・禅・書などを専門に研究する会ではないので、山岡鉄舟がお好きな方でしたらどなたでも結構です。