小川山岡鉄舟会趣旨
  活動内容
「小川町と鉄舟のかかわり」について
【1】 山岡鉄舟について
【2】 割烹旅館二葉の名物「忠七めし」について
【3】 小川の書や幟旗について
  現在の鉄舟の取り上げられ方
  お問い合わせ

平成29年6月15日~25日
山岡鉄舟展について 八木忠太郎

山岡鉄舟展チラシ 第一会場展示内容説明 第二会場展示内容説明

山岡鉄舟生誕180年を記念しまして山岡鉄舟展を開催致しました。本来生誕180年は昨年で本年は130回忌に、来年は江戸無血開城150年の大きな節目の年に当たります。このような年回りになりましたのもなにか大きなご縁が働いているように思えてなりません。
鉄舟先生は「自分の評価は150年後の人がしてくれるだろう」と常々申しておりましたが、はからずも来年が正にその150年です。江戸無血開城の立役者として、徳川幕府の全権を担って西郷と相対した鉄舟先生の再評価の大切な年に当たります。

さて、この展覧会は埼玉県小川町というところで行いましたが、近郊の方はもちろん、さいたま市、川口市、高崎市、東京都をはじめ遠くは静岡市からも来場いただきました。
この度は、小川町教育委員会の全面的なご協力と当会会員の方々の多大なるお力添えのお蔭で、大変充実した内容になりました。会場は、小川町立図書館と割烹旅館二葉の2箇所になりましたが、上田埼玉県知事様、松本小川町長様はじめ約800人の方がご来場いただきました。それぞれの会場の内容につきましては、解説書を添付いたしましたのでごらんいただきたいと存じます。

中国の清朝に劉熙載(りゅうきさい)(1813~1881年)という人物がおりまして、
『芸概』(げいがい)という大変立派な書物を書かれました。この中の「書概」に書を論じまして、「書は如なり、その学の如く、その才の如く、その志の如し、これを総ぶるにその人の如しというのみ」という一説があります。書というものはその人の修めた学問のようでなものであり、その学問に対する態度なり深さが、さながら書に現れるということです。次にその人の才能のようなものであります。また、その人が何を念願してこの人生を生きているか、その志が書に現れるということとを言っております。
これを考えますと鉄舟先生の人と書は、劉熙載の言葉のようでありましょう。言い換えれば鉄舟先生が書となっているようにも思えるのです。
それだけすばらしい書をこの展覧会では見ることができました。本当にありがたいことだと思います。